手元のお金だけで株取引しても失敗すると借金が残るの?

株などの金融商品に手を出して借金を抱えてしまう人がいます。手持ちのお金で株をして失敗すると借金が残ってしまうのでしょうか?手持ちのお金だけで株を購入して失敗するだけなら借金が出ることはありません。

信用取引のようなお金を借りて株を購入すれば借金になりますが、手持ちのお金だけで失敗すれば借金を背負うことはないでしょう。

借金の原因になるのは株に失敗する以外に原因がある

投資したお金が戻ってこないだけで、その金額が借金になることはないからです。しかし株で全財産を失い、生活資金が無くなれば借金を作らざる終えない場合もあります。

仕事もせず株に全財産を投資すれば、サラ金などでお金を借りて生活するしかありません。そしてまた株に投資するという悪循環を抱える可能性も出てきます。

まずはしっかり株の仕組みを知ることが大切です。株でお金のトラブルを抱える人は株の基本的な仕組みを分かっていません。投資に使うお金はあくまで余剰資金であり、余ったお金でやりくりするお金なのです。

最初は少ないお金かもしれませんが株を上手に活用すれば増やすこともあるでしょう。そこに目が眩み儲かったお金を全部投資に回すと痛い思いをします。

いかに損切りできるか?株で失敗しないために必要なこと

余剰資金でないので、儲けに目が眩み、損を出しても売らなければ鳴らない損切りのタイミングを推し量れずにいるのです。「もう少し待てば株価は上がる・・・」そんな希望的観測を信じて株価はどんどん下がり、売りに出せずにいる。

失敗を補うために貯金を切り崩し、株を購入する・・・こうした悪循環が株で借金を作る理由になります。手持ちのお金で失敗しても欲に目が眩めば借金を作る可能性があります。

自分なりのルールを作り、徹底させること、そしていざという時には資産が目減りしても損切りできる、意思の強さが重要となるのです。

— posted by Arquite at 04:52 pm